和菓子好きな人なら一度は聞いたことのある「十勝産小豆使用」。
そう、小豆の一大産地は北海道十勝地方で、様々な品種が生産されています。
京都の老舗和菓子屋から、羊羹といえば誰もが思い浮かべる虎屋でさえ、明言して使っています。
その十勝で長年お菓子を作り続ける六花亭が本気を出して作ったどらやきが、この「ご容赦どらやき」。
ネーミングは、極力砂糖を使わず素材本来の味わいを楽しめるようにした結果、消費期限が1日となってしまったため。
新小豆の風味を生かすため最小限の砂糖で仕上げました。みずみずしい餡の消費期限は一日限りです。御容赦ください。
公式サイトでもこのように紹介されています。
1個170円と産地ならではの価格で販売されているので、北海道へお越しの際はぜひ。
ちなみに↑のご容赦どらやきの写真は古いもの。
最新のパッケージはこちら↓
ここに「小三治 筆」とありますが、これは落語家で人間国宝の10代目 柳家 小三治師匠のこと。
小三治師匠は惜しまれつつも2021年に亡くなってしまいましたが、ご存命の間は六花亭と付き合いがあり、年に数回六花亭のホールで寄席を開いていました。
そんな師匠が寄せできた際に書いた文字がこの「御容赦」の文字。
詳しくはこちらの記事に載っているのでご興味ある方はぜひ。